金の輪 コロムナへの行き方 と定食屋の美女
モスクワから東へおよそ100kmにある田舎町コロムナ。
日本でいうと川越小江戸とか小田原城みたいな感じなんでしょうか、現地の人は好きみたいで有名らしいので行って見ました。
ちなみに金の輪って言うのは、ロシア周辺にある伝統的な様式を残した古い町の総称らしく他にもいくつもあって観光地化されている模様。
今は寒い寒いオフシーズンなので期待はせず、"世界の車窓から"を楽しむのがメイン。
電車でヤロスラブスキーバグザール(バグザールっていう鉄道の駅って意味らしい)から。コロムナまで何百キロかあるのに500円弱。安っ!
他の場所からだったので途中の駅から乗ったのですが10-13時は昼休みらしく窓口お休み…
しかし、窓口の前でワイワイ騒ぐおばちゃん達に嫌々対応…ついでに私にも対応。(笑
(ピラピラの乗車券。無くしそうでハラハラ。)
鈍行で40くらいの駅があり2時間くらいかかりました。 乗ったのはレトロ車両で乗り心地はイマイチ。でも3x2の対面シートは外国で旅行してんな〜〜、とムード満点。
車窓は単調でヨーロッパのようなうねる麦畑とか素敵田園は冬のせいか(夏もニジニ行った時そうだったけど)全然なくて寂しい木々が並ぶ風景。 しかし、途中たくさんの物売りが来るので割と退屈せず。
(我慢できず購入。車窓はグレー…)
全部覚えてないのですが、飲み物、アイスクリーム、車に貼るシール(スタッドレスマーク?)、文具ファイル?、ぬいぐるみ、懐中電灯、などなど。モスクワからの電車だけど、途中途中の不便な地域の生活の足なんだろうなー、とか想像。モスクワ行けば何でも売ってますし、アリババの通販もよく使われてて何でも売ってるみたいだし、本当に商売になってるのか心配になります。
コロムナが近づいてきたので出口に行くと遠くに教会群が見えてきた!うおおおお、なんかいい雰囲気。 すでに人気の秘密納得。青や緑、白い教会があちこちに。。
到着して車外に出ると…
電車降りでびっくりしたのが改札通らずに線路に降りてショートカットする人が何人も。…
ここ終点かと思ったら無法者が居なくなってから電車出発。 ホーンも鳴らさず優しい電車です。しかし危ないんで無いの??
すでにかーなり薄暗く。曇ってるしでいつも薄暗いから時間のせいかもはやわからず。ロシアの冬は薄暗いのだ〜、と諦めつつ夜景に期待してわざと遅く出たのだ。待ってても寒いしね。
電車降りてトボトボ歩いてる順に見ようとか思いましたがかなり距離あるので行きはタクシーでまず本体のクレムリまで行くのがオススメ。
軽く考えてて、また暗くなってライトアップされた教会取るんだもん、ぐへへ、とフラフラ歩きましたがオフシーズンで通りはほとんど人気なし。
街並みが古いのもあり怖かった…やはり外国アウェーですから無理禁です。なにもなくてよかったけど。
(おそらく、晴れた日に人気があればすべて素敵なんでしょうけど、怖い怖い)
駅近くの青い教会は帰りに見ればいいや,とその先の白い教会へ。 敷地への門は開かれてますが教会はお休み。 なんだよ〜。
(階段上のドアは閉ざされており。。。)
鐘楼入り口は上がれそうでしたが怖いのでパス。つーか不法進入疑いありだしね。
そこから昔雰囲気な民家を通ると遠くに橋と教会が…しかし遠いな。。。しかしもうタクシーがある雰囲気でもなくヤンデックスのアプリが田舎で役に立たないのは体験済み。
日が暮れそうだし寒いしでダッシュで教会へ。
なかなかいい感じの教会、修道院のようで年老いた尼さんがいて中に入れて電気つけてくれました。撮影禁止なので軽く見て頭下げておいとま致しました。
(夏の天気の良い日に見たら可愛い感じの修道院)
ライトアップすればいいのになぁ、オフシーズンだから意味ないか。人住んでるの?ってくらい本当に人気ないし…。
街の雰囲気怖すぎるので暗くなる前にダッシュで再び街の中心へ。
戻る頃には真っ暗。まだ4時台なのに。。。モスクワも真っ暗になるまで街頭点かないし、と大きく構えて歩いてましたが結局点かないところはそのまま。
いや〜、綺麗でした。来てよかった!!
帰りに見つけたストローバヤ。
薄暗くて超入りにくい!
ロシア美人かお出迎え
ここ一択でしたが安くたうまくてナマズみたいな店主も意外に親切でよかったです。約2人前頼んで500円弱。お値打ち!