おはロシア生活

おはよーロシア,生活日誌。  モスクワからコニャニャチワワ。

ロシアの日常な食べ物色々

f:id:wash-fuel:20171211165937j:image

なにか、悲惨でつまらない食生活を想像してましたが、あれこれチャレンジしているうちそうでも無いことがわかって来たロシアの食事情。

 

勿論日本と同じなことを期待しても仕方ないし、それ、ここに来た意味ないので面白がったり珍しがったりしてますが。。

 f:id:wash-fuel:20171217040531j:image

キャビアもどき。

入れ物は素敵で1000〜2000円。ちょっと生臭さが気になりあんまり美味しくもないかな? パンにバターと一緒に乗せて食べたりするみたいす。

f:id:wash-fuel:20171217040547j:image

 大量に人参の千切りみたいなのが売られてます。ロシアの人は人参好きすぎ。試しに買って食べたらナムル。韓国人参、みたいな名前らしいです。ごま油入ってないのでもう一つなりない感じ。ごま油は食習慣に無いそうです。

 

精鮮食品は経済制裁受けてて大変とかネガティブなニュースを嬉々として報じるメディアの印象とは全く逆。

特に果物は豊富で安いしうまい。むしろ鎖国気味JAや流通支配で画一的な日本の方が残念な印象。 一人当たりの果物消費はロシアの方が上なんじゃ無いかな?

 

これはソチで迷い込んだ市場。

f:id:wash-fuel:20171216194715j:imagef:id:wash-fuel:20171216194753j:image

 写真撮ったら叱られましたがツーリストなのがバレて許してくれました。 おー怖。

市場の人々、おそらくほとんど外国人起こったのには理由があるんでしょう。

それにしても経済制裁しても生産者、売りたい人がたくさんいてしかも必需品。 国同士や利権団体の都合でダメダメ言っても、やはり無理があるよなぁ、と言う感じ。交易は富の礎だし財産の管理は基本的人権でしょうに。

 

肉類は酪農国に囲まれ自国も生産してるのでとにかく種類が多く、これも安くてうまい。

ただしチーズはお高め。歴史的にあまり伝統がないそうで。生ハムとかチーズの高級なのはフラン、イタリアなど地中海方面なイメージだし、発酵管理には寒すぎたのかな?

 

あと健康意識が低くく、広告に対してもウブな人が多いみたいで、ダメな感じの甘いものが多いのが気になりました。ある意味4,50 年前の日本みたいに外国製品の広告でやられてる感じ?

f:id:wash-fuel:20171216194442j:imagef:id:wash-fuel:20171216194507j:image

ヨーグルトとかシリアルとか…ほとんど甘ったるいのばかり。 子供の頃の日本を思い出します。大量の量り売り菓子のコーナーがあったりもするので、有識者が頑張らないとアメリカみたいに病気の子供が増えちゃうぞーー。

f:id:wash-fuel:20171216194226j:image

ビールは内外のものがずらり。多すぎてすべてはわかりませんがぱっと見でもドイツ、チェコ、ベルギー、アメリカ、中国など。(日本のは見かけず)

f:id:wash-fuel:20171216194253j:image

コーヒーブームで家電の花形はエスプレッソメーカーな様子。 なのでコーヒーも家電ショップにたくさんあったりします。市場に行ったら業務用ミルやLavazzaを扱うお店もありました。とにかくコーヒーブームな様子でコーヒーショップもたくさんあります。

f:id:wash-fuel:20171216194319j:image 

 

惣菜関係。 ストローバヤにあるような家庭料理が量り売りで売られてたりします。 なぜかチキンが柔らかく旨くて小さいスーパーでもチキン丸焼きとかあって毎回悩む。。。

 f:id:wash-fuel:20171216194358j:imagef:id:wash-fuel:20171216194407j:image

 

酒類

ビールは最近まで炭酸飲料扱いだったこともあるのか、酒税が無く激安。 500mlで100-200円。なぜか輸入物の方が安い印象。

味はサッポロ系が多く私好み。 バドとかもあるけど激安。スーパードライとか発泡酒がないのが偉い。国際競争激しい時代に、 わざと品質悪いもの作らせる政策とか、日本くらいでないでしょうか。

 f:id:wash-fuel:20171217040400j:image 

f:id:wash-fuel:20171217040420j:image

ワインはこれは制裁が効いているのか、まだ市場が未熟なのか1000円くらいのを買うと、まずぅ〜っ、って感じ。臭かったりあんまり日本に出回らない品質かも。 3000~5000円のはスーパーなんかには少なくて、ある所は入り口に別の警備がいたりします。ラベルも裏はロシア語。ワインに詳しくないせいもあり、種類はたくさん売られているけども知らないものばかり。

 

ウイスキーは種類少な目ですがジャックダニエルとかテレビで広告出してるくらいのはよく見かけます。 売り場見るとこれ系はどっちかと言うとブランデーやコニャックが好みなのかな?と言う感じがします。

 

【外食】

全体的に感じるのは

価格=value(サービス&味)

の反比例現象。

レストランに行くと大体あまりうまくもなく、サービスも嫌々が丸見え。特に残念なのが白系ロシア人ガールのウエイトレスの態度の悪さ。アメリカもそうですが底辺とされる仕事だけど人種のプライドが芽生える残念なパターンは高めのお店であるある現象。 えぇー、この味とサービスに金払うの?と言うのに遭遇する覚悟はそこそこ必要。

 

逆に安いお店は店主がオーナーだったり日銭見ながら頑張ってる商売人なのでナメた態度とかアジアンフェイスでも遭遇したことありません。まあ、プロだし使われて作業してる人と仕事をしてる人の違いもあり相手見て対応してくれます。

しかし、同じ共産国、中国だとイヤイヤやってる人多かったり、タイやベトナムだとみんな頑張ってて態度も良くて全然違うんだよなー、やっぱ根っこは親の教育と宗教なのか???

 

それと行かないほうがいいのは寿司和食もどき。大抵中国か韓国系、メニューに謎の炒め物があったりで寿司はなんちゃってクリームチーズ巻き。。。話のネタとして行く以外の価値はないかな?

f:id:wash-fuel:20171226150459j:imagef:id:wash-fuel:20171226150233j:image

 (庶民派寿司レストラン、タヌキのクリスマス巻き。 この店は安くてまあまあなのが出て来ます。が、やはりローカライズされていて上に辛味噌が乗ってたりとか、創作寿司多め。)

 

外で食べ歩くとだんだんとわかって来たのがロシアの人はあまり様々な味、スパイスや旨みなど使う調味料が限定的な感じ。北の国の人全体に言えるんでしょうけど、もともとないものばっかりだもんね。。

パシフィックなアジアンフードは縁遠いので、比較的近くの中東わ中央アジアエスニック料理屋食べてウマー、なのかな?と言うのが僕の中での定説となって来ました。惣菜とか大衆レストラン?みたいなのは串刺し肉がよくあっていかにもな感じ。

 

また、割高感はあるとはいえ現地の人に連れて行ってもらうと、それなりに良い店があってそういう店だとワインなんかもうまかったりします。 特に今風な様々な食材を組み合わせたサラダとか、ライトな薄焼きピザとかは生のエールが何種類もあったりするので超幸せ。(まあでも、ビールのレベル比較で食べ物は負けてますが)

f:id:wash-fuel:20171226150532j:image

(モスクワに何店舗かあるステーキハウス トッロ。サービスよしなカジュアルなお店でワインも種類沢山あってハウスワインなら2000以下とリーズナブル。でも、念を押さないと焼き過ぎの肉が出て来たりします。ルーブル安もあり、昔と違って1人一万円以下でも楽しめる店が増えて来てます。)

 

ビールは20種類以上のエールがあるビアバーもあってさすが酒とパンの国、と言う感じです。ドイツから輸入が多いのでは?というのは知人から聞いた情報。真実やいかに。

 

(エールが20種類以上!日本だと日本酒がたくさんあるのと同じでしょうか。)

f:id:wash-fuel:20171216194040j:imagef:id:wash-fuel:20171216194125j:image